セブ島探訪記二日目最終編〜

2024.10.17

東南アジアはバイクが多い
目次

院長の富本 翔太です

こんにちは、豊中市のほまれ鍼灸院の富本です。

セブ島探訪記二日目後編の続きです。

タクシー運転手Pの姿が見当たらない、、、

食事を終えてタクシーが停めてある駐車場に帰ってきたものの、運転手のPの姿が見当たりません。

ヘビースモーカーのPのことなので、周りでタバコでも吸っているのかと思い、近くを軽く散策して探してみるもののPはいません。

Pが我々に最初に渡してきた名刺に書いてあったWhatsAppのアプリでメッセージを送ってみて、しばらく待ってみるものの、Pが現れないどころか返事もきません。

どうしたものか。。

一日中連れ回ってもらって3000ペソ払う約束をしている我々ですが、この時点ではデポジット的なものは一切払っておらずPには1ペソも渡していない状態です。

Pがこのまま帰ってこないなら他のタクシーを捕まえればそれで済む話なのですが、さすがに朝から夕方近くまでタクシーを走らせてもらっておいて、1ペソも払わずにPを置いて帰っていくのも良心が痛むので、どうしたものかと悩みます。

10〜15分くらい待ってもPが戻ってこなかったので、『仕方ないが別のタクシーを拾って帰ろうか』と思ったところ、モールから駐車場までの乗合バスの最後尾にPの姿が見えました。

Pは我々が自分のタクシーの前で待っていることにすぐ気づいたようです。

我々を待たしていることに焦ったのか、乗り逃げされるかと思い焦ったのかは不明ですが、バスから降りたPはタクシーまで走ってきて、『ソーリーソーリー』と謝罪してきました。

20分くらい待たされたと思いますが、こちらとしても乗り逃げするようなことをせずに済んで一安心です。

Pが我々からデポジットを取っていないのは、間違いなく日本人に対する良いイメージがそうさせているのでしょうから、日本人の名に泥を塗ることがなく済んで、こちらとしても一安心です。

どうやら聞いてみると、Pはお腹が減っていたのでご飯を食べていたそうです。

日本にいる感覚だと『仕事中に飯を食ってるんじゃないよ』とツッコミたくなりますが、そんなことを言っても仕方ありません。

朝から案内してくれているのですから、そりゃあドライバーさんだってお腹の一つや二つは空くに違いありません。

とそんなことを思っていると、軽快に車を走らせ出したPが『ピー、ピー』と独り言を言い出すではありませんか。

何だ何だと思っていると『アイウォントゥーピー』と言い、いきなり車を止めたかと思えば、外に出て立ちションをしはじめました。

『ピー、ピー』と言われて何が何だかわからなかったのですが、どうやらピーは、PEEでオシッコという意味だったそうです。

車の後ろに走って行ったPの方にふと目を向けると、どうやら、そこは皆んながPEEをする共通認識の立ちションスポット?だったようでP以外にも複数人がPEEをしているではありませんか。

さっきの駐車場からそれほど時間が経っていないにも関わらず、わざわざモールのトイレで用を足すのではなく、普通の道路で用を足すということは、それだけ路上で用を足す行為が彼らにすれば悪いことではなく普通の事のようですね。

立ちションなんて日本では酔っ払いくらいしかしませんが、セブ島ではこんな行為も日常のようです。

フィリピンのマニラは都市化が進み不動産価格も上昇しており、もはや東京に引けを取らない大都会だなんて話を聞いたりしていたのですが、やはりフィリピン全体としてみればまだまだ発展途上国であることが伝わってくるような出来事でした。

そんなことを考えているうちにタクシーは無事にホテルに到着。

ホテルには夕食が付いていないので、ホテル近くを散策して軽く済ませることに。

夜はかなり客引きが激しく、少し危険を感じました。

客引きの中には片言の日本語を話すフィリピン人も複数いて、こちらが日本人とわかったらかなりしつこく付き纏ってきます。

客引きは全員男性だったので、女性だとかなり怖い思いをするのでないでしょうか。

比較的体格の良い私でも少し恐怖を感じる客引きでしたが、堀先生は何のこっちゃと言わんばかりにスタスタを歩いていくので付いていくので必死でした。

ホテルから歩いてすぐの中華料理屋に入店。

ヌードルをいただきました。

何円だったかは忘れてしまったものの、安くて美味しかった記憶だけあり。

その後は翌日午前からの勉強会に備えて早めにホテルの部屋に戻り無事に二日目を終えました。

✳︎タクシー運転手の愛称Pは『PEE=小便』より名づけました。

ほまれ鍼灸接骨院院長 富本 翔太

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