ほまれ鍼灸院が交通広告をやる理由

ほまれ鍼灸院が交通広告をやる理由について
目次

2025年の夏頃から駅やバスなどの交通広告を実施しています。

当院は阪急の豊中駅から徒歩で3分弱の場所に位置しているのですが、一駅隣の蛍池駅のモノレール側の改札出口の正面に位置しているAED装置に広告を出しています。

モノレール蛍池駅改札口の看板広告

広告を出してすぐには患者さんから気づかれることもなかったのですが、しばらく経った頃から、『先生、蛍池の駅にめちゃくちゃ目立つ看板を出していますね!』と声をかけられることが増えてきました。

最寄りの豊中駅ではありませんが、千里中央や万博に公共交通機関で行く人は蛍池駅を使うので、あまりにも目立つ看板に驚かれる人も多いみたいです。(苦笑)

また、出張で飛行機を使う人などはモノレール蛍池を経由して伊丹空港に向かうことも多いようで、出張帰りに大きな看板があってびっくりしたと驚かれることも少なくありません。

今時オフライン広告なんて意味がないと考えられている人も多いようで、私自身のキャラと相まって(目立ちたがり屋ではない)、先生気が狂ったのですか?と声をかけられることも増えてきたのですが、決してそういうわけではありません。(苦笑)

ちゃんと目的があって、交通広告に投資しています。

臨床の時間の際はバタバタしていることも多く、あまりゆっくり一人一人の患者さんと世間話をしている余裕がないことも多いので、この場を借りて交通広告に投資している理由について簡単にお話したいと思います。

交通広告に投資してみた理由は主に以下の3点です。

  • 施術所系は胡散臭い広告を出している院が多すぎる
  • ちゃんと地元に根付きたいと思っているので
  • オフライン広告は普通にコスパが良い広告だと思っているので

①施術所系は胡散臭い広告を出している院が多すぎる

鍼灸院をはじめとした施術所の広告の主流は動画広告です。

インスタグラムをはじめとしたSNSの広告がほとんどです。

『〇〇秒、集客革命!』と言った内容の書籍が流行るほど、多くの院が動画広告に力を入れています。

私としても動画広告を行うこと自体は問題なく、動画に施術者が出演することによって、視聴者に施術者のキャラを知ってもらい親近感を感じてもらう分には非常に効果的だと思いますが、現在の動画広告のほとんどが、初回料金の極端な割引ありきの内容となっています。

(通常〇〇円が、この動画の予約リンクから予約した先着〇〇名様のみ〇〇円引き的な内容)

料金を広告に表示するのは、施術所の広告制限に違反しています。

施術所の広告には規制が多くあり広告できる内容には制限が沢山あるのですが、料金については広告してはいけないと規定されています。

動画広告の特性を考えると、すぐにクリックすることを促す必要があるので、料金の割引を表示するのが当然なのでしょうが、そもそもこの広告の内容自体が規制に違反しているので、私としては非常に良くないと思っています。

加えて、動画広告の多くが、施術効果を過度に誇張していることが多いことも問題だと考えています。

この施術を受ければ必ず痛みが良くなるとか、必ず小顔になるみたいな、施術効果までを100%保証するような内容を行うことも違反なので、これらの広告に関するルールを守っていないところは適切な院運営を行なっているとは言えず、信頼できる施術所とは呼べないと考えています。

ですので、当院では広告を行う場合は、広告に関するルールを準拠して行うべきだと考えているので、今回実施した交通広告も、院名、所在地、行なっている施術内容、駐車場や予約システムの有無だけにしています。

②ちゃんと地元に根付きたいと思っているので

交通広告を出稿している2つ目の理由が、ちゃんと地元に根付きたいと思っているからです。

鍼灸院や整体院などでも最近多いのですが、お店のHPはあるものの、お店の所在地やスタッフの顔を明らかにしていないことがあります。

繰り返しになりますが、最近はSNSでの集客が多く、隠れ家的サロンのような感じを売りにしているお店も結構あるようなので、それを否定するつもりはありませんが、看板もなく住所も明らかにしていないのって、いったいどうなんだろうって個人的には思うんですよね。

ちゃんとその場所に根付いて営業していくつもりがあるようには思えず、何か問題があったらすぐに飛んでしまう可能性も高いと思います。

交通広告をはじめとした長期間行うことが前提のオフライン広告は、何か問題があったとしても、誠実に対応することの証明です。

当院が実施しているオフライン広告の一つ

自ら顔を出しているのですから、当然ながら雲隠れするわけにもいかず、こういった広告を出していることは、ある意味、患者さんにとって安心感を与えるものだと考えて実行しています。

よく広告会社さんは駅や道に看板を出すのは、地元住民に対する名詞配りみたいなものだと言いますが、この点に関しては確かにそうだと同意します。

ほまれ鍼灸院では、スタッフは全員顔出して患者さんに安心してもらえるように努力しています。

③広告としてのコスパも非常に良いと思っているので

最後3つ目の理由が、シンプルに広告としてのコストパフォーマンスに優れていると思っているからです。

広告会社の発表によると、広告費は現在の時点でネット広告が最も盛況なようです。

昔はテレビ、新聞、ラジオ、雑誌が4大マスメディアとして取り扱われていましたが、今はネットに取って代わられています。

それもそのはずでネット広告は他の媒体と比べて、ターゲット層を詳細に分別することができるので、非常に効率よく予算を消化することができます。

こういった背景からほとんどの広告主が広告媒体をオフラインからオンラインへの移行させていますが、果たして本当にネット広告だけが効果的なのかというと個人的には疑問符がつきます。

確かにネット広告では興味のある人にピンポイントで広告を打つことができるので、効率的ではありますが、一方で興味のある人にしか広告をできないので、潜在層と呼ばれる、顕在層の何倍もの人数にアプローチすることができません。

広告をかけてすぐにお店に来るのは顕在層のお客さんですが、じわじわと時間が経ってから必要性に駆られてから来店するのが多くなるのは、むしろ潜在層のお客様です。

交通広告では、この潜在層のお客さんに広く認知を広げることが可能です。

確かに主要な駅では広告費もそれだけ高くなりますが、当院が位置している豊中駅の周辺の駅やバスなどの広告であれば、梅田や難波で広告を出すのとは比べ物にならないくらい安く出稿できる割に、地元住民に圧倒的に認知を広げることができるので、むしろ交通広告を始めとしたオフライン広告はまだまだ効率的な広告媒体の一つであると考えて実行しています。

とはいえ、阪急バスの後面ラッピング広告の費用を一括で振り込んだ際は流石に胸がドキドキしましたが(笑)

大変嬉しいことに、現時点ではすでに一人で鍼灸院を運営していくだけであれば、特に広告をする必要もないのですが、今後規模を拡大して豊中市を中心に多くの人に鍼治療の魅力を伝えていきたいと思っているので、こういった広告を行なってみている次第です。

今後の豊中市内のどこかで、皆さんと不意なタイミングでお会いすることもあるかもしれませんが、その際は是非温かい目で見守っていただければ幸いです。

ほまれ鍼灸院長 富本 翔太

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