こんにちは、豊中市のほまれ鍼灸院の富本です。
それほど頻度は多くないですが、歯が痛いと言って来院される方がちらほらいらっしゃいます。

皆さん、歯が痛くなったので歯医者に行ったものの、歯には異常がないと言われたと口を揃えて言われます。
首や肩の筋肉が過剰に緊張する(肩が凝りすぎる)ことによって歯に痛みが出る場合があります。
以下の特徴に当てはまる方は、歯ではなく首や肩の凝りが原因となって歯に痛みが出ている可能性があります。
肩こり由来の歯の痛みの特徴
- 慢性的な首肩の凝りがひどい
- 肩こりがキツい時に歯が痛くなる
- 歯医者での検査では特に異常がなかった
- 歯だけではなく、顎や目の周り、耳周囲にも痛みが出る
この記事では、首や肩が凝るとなぜ歯が痛くなるのか?について鍼灸師が解説しています。
実際に歯の痛みに対する鍼治療の様子についても詳細にまとめていますので、歯医者で原因が見つからなかった謎の歯の痛みでお悩みの方は是非最後までお読みください。
肩が凝ると歯が痛くなる理由
歯は脳神経5番目の三叉神経によって支配されています。
三叉神経はその名の通り、三叉(みつまた)に分かれていて、眼枝、上顎枝、下顎枝に分類されます。
このうちの2枝と3枝がそれぞれ、上の歯と下の歯の感覚を支配しています。
三叉神経は頭頂部で、後方に存在する大後頭神経と一部のエリアの支配を共有しています。

(写真はネッター解剖学より引用。)
首や後頭部の筋肉が緊張することによって、鈍痛や痺れ、頭痛などが大後頭神経のエリアに出現します。
慢性的な首肩こり由来で大後頭神経に異常が生じている場合、隣接する三叉神経にも影響が及ぶ場合があり、人それぞれ出現する症状に違いはありますが、多くの場合、目の奥や表面の痛み、前頭部あたりの鈍痛、歯や顎にまで痛みが出現する場合があります。
つまり、歯の痛みは後頭部や首の筋肉の緊張が引き金となっている場合が多く、ほとんどの場合で、首肩の筋肉のこりを緩めるように鍼をすることで症状の改善が期待できます。
歯の痛みに対する鍼治療の実際
歯の痛みに対して鍼をする場合は、主に顔面部と頭部、後頭部〜頸部の筋肉を狙います。
歯の痛みを訴えて鍼灸院に来院される患者のほとんどが、慢性的な首肩のコリを抱えているので、主観的に最もコリを感じている部分に鍼をするのと同時に、後頭下筋、後頭筋、側頭筋、咬筋などに鍼をします。
多くの場合は1〜2回の施術で十分な効果が期待できますので、その後は原因となっている首や肩の筋肉のコリを根本的に治すための施術とセルフケアの指導などに切り替えて、治療計画を進める場合がほとんどです。
同時に頭痛や顎の痛みまで訴えている場合は、やや治療期間が伸びる傾向にあり、少なくとも週に1回の頻度で1〜2ヶ月程度の通院が必要ですが、慢性的な症状であっても改善が期待できます。
豊中市で肩こり由来の歯の痛みでお困りなら
豊中市近辺で歯の痛みでお困りの方は是非ほまれ鍼灸院にご相談ください。


ほまれ鍼灸院は鍼専門の鍼灸院で、専門的な研修を修了した鍼灸師が深鍼、トリガーポイント鍼、電気鍼などの様々な鍼治療の手法を用いて施術を行います。
鍼は全て使い捨てで、施術に使用する他の用具も全て使い捨てもしくは滅菌処置されたものだけを使用しています。
歯医者で原因が見つからなかった歯の痛みを良くするためには、後頭下筋や後頭筋、側頭筋、咬筋といった頭部や顔面部の筋肉に適切に鍼をする必要があります。
初めて鍼を受ける方はもちろんですが、これまでに鍼治療を受けてみたものの、いまいち効果を実感できなかった方も是非一度当院の施術を受けてみてください。
歯の痛みの観点だけで考えれば数回の施術で軽快に向かう場合がほとんどです。
その後、必要に応じて原因となっている首や肩の筋肉の柔軟性を取り戻す施術を行います。





