ほまれ鍼灸院の衛生管理について

2025.10.04

ほまれ鍼灸院の衛生管理について
目次

鍼は全て使い捨て

ほまれ鍼灸院での施術は全て使い捨ての鍼を使用しています。

当院は鍼専門の鍼灸院で様々な手法の手技を行っていると同時に様々な種類の鍼を使用しています。

中でも深鍼治療は一般的に使用される鍼よりも長くて太い鍼を使用するので、一部特注の鍼を使用しており入荷にコストがかかる鍼もありますが、そういった鍼も全て使い捨てとし、滅菌を行って再利用したりすることはありません。

深鍼治療を行っている鍼灸院の中では、鍼のコストを削減するために、鍼自体を滅菌をかけて再利用し続けている鍼灸院も多いようですが、鍼は滅菌して使い続けることによって、様々な重大な施術事故につながる可能性が高まります。

鍼治療において最も重要な要素は安全面や衛生面だと考えていますので、当院では鍼は全て使い捨てとしています。

鍼治療に関する物は全て使い捨てか滅菌までしています。

鍼を使い捨てにするだけではなく、施術の際に鍼を置く鍼皿も使い捨てのタイプか、滅菌処置まで実施した鍼皿を使用しています。

使い捨ての鍼皿よりも、ステンレス製で鍼を置くスペースが広い鍼皿の方が施術が行いやすいので、以下のようなタイプの鍼皿を使用しています。

施術に使用する鍼皿

鍼皿は、鍼灸医療安全ガイドラインにおいて、実際には滅菌までする必要があると区分されているわけではありませんが、当院では逆性石鹸に漬け置きして、超音波洗浄機にかけた後、最後に滅菌まで実行して徹底的に衛生管理された鍼皿のみを使用しています。

鍼灸院の中では、鍼は使い捨てにしていても、鍼皿やその他施術に使用する用具の管理についてはアバウトだったりしますが、当院では施術に使用する全ての器具の衛生面の管理を重要視しています。

鍼の回収は専門業者と契約しています

鍼の回収は専門の業者に依頼しています。

鍼は専門業者によって処分してもらっています。

使用済みの鍼は感染性廃棄物にあたりますので専門の医療系廃棄物処理業者と契約を結び、定期的に鍼の回収を行っていただています。

鍼皿の衛生管理の流れ

逆性石鹸に漬け置き

施術後、使い終わった鍼皿や鍼管などは、まずは水洗いにてすすぎをして、その後、逆性石鹸にて漬け置きします。

鍼皿をつけ置きしている様子

超音波洗浄機にて洗浄

漬け置きが終了したら、もう一度水洗いを行い、超音波洗浄機にて洗浄にかけます。

超音波洗浄の様子

超音波は音波による振動の力によって、目には見えない汚れまで取り除くことが可能です。

滅菌パックに入れて、オートクレーブによって滅菌

超音波洗浄が終了し、清潔なタオルの上での乾燥が終了したら、滅菌パックに包装してオートクレーブにて滅菌にかけます。

鍼の滅菌に使用するオートクレーブ

滅菌と乾燥が終了した後は、施術において使用するまで清潔な環境下で保管します。

滅菌が終了した鍼用具

アルコール消毒液

待合室にアルコール手指消毒を用意しています。

待合室に消毒液をおいています。

その他、スタッフは施術に入る前に必ず手指消毒を実施し、ベッドは使用ごとに毎回アルコールペーパーにて消毒しています。

衛生的な環境で鍼治療を受けるなら

以上が、ほまれ鍼灸院における衛生管理のご紹介です。

鍼灸治療を受ける時、最も大切にするべきことは治療効果よりも衛生面や安全面です。

衛生管理が杜撰な鍼灸院は少なくなく、鍼を滅菌しているといっても、どこまで徹底して滅菌しているかまでは不明です。

鍼は使い捨ての鍼灸院を選びましょう。

繰り返し使用している鍼は脆くなり、医療事故の可能性が高まります。

当院では、患者様それぞれが安心して施術を受けられる環境づくりに日々励んでいます。

豊中市で鍼治療を受けるならほまれ鍼灸院にご相談ください。

豊中市のほまれ鍼灸院
ほまれ鍼灸院長 富本 翔太

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