再び東京つばめ鍼灸に勉強に行った件

2025.07.04

2回目の東京つばめ鍼灸についてのブログ
目次

ほまれ鍼灸接骨院院長 富本 翔太

こんにちは、豊中市のほまれ鍼灸院の富本です。

先月に引き続き、東京の鍼灸院に勉強に行きました。

大阪からの交通費と治療費を合わせると決して安くない支出ではありますが、自分自身が治療を受けて非常に効果を感じたのと同時に様々な点で勉強になり自分のレベルアップにもつながると感じたので、2ヶ月連続でお邪魔しました。

この記事は先月のブログと同じ備忘録です。

先月の備忘録はこちら↓

東京の鍼灸院に勉強しにいった件『前編』

夜行バスの非日常感が好き

今回も前回と同じく、往路を夜行バスで復路を新幹線で移動することにした。

ただでさえ安い夜行バスだが、今回は前回と違って平日の移動ということもあって、三列シートの夜行バスが5000円という破格だった。

前回は確か7〜8000円だったので、同じ移動距離や移動時間であってもタイミングが変われば値段も変わるのである。

同じ水でも、その辺の自販機では100円で売っているけど、富士山の頂上では500円くらいする。

USJや海遊館も平日は安いが土日祝などの人が混み合うタイミングは入館料が高くなる。

なんでもそうだが、同じ物やサービスであっても、提供する場所やタイミングが変わるだけで値段も大幅に変わる。

今回の場合は、その値段が安くなっている恩恵を受けることができた結果、格安で東京まで移動することができた。

月曜日の予約が終わり次第、23時50分東京八重洲行きのバスに乗るため、一旦帰宅してシャワーと軽い夕食を済ませ御堂筋線に飛び乗って梅田へと向かった。

夜行バスに乗るため梅田に向かう

今回乗ったバスは23時50分梅田発、7時東京着の夜行バス。

合計乗車時間が7時間弱と夜行バスにしては非常に短く到着時の身体の状態がこれまで以上に非常に楽だった。

午前中の時間潰し

鍼灸院での見学は10時からだから、7時に東京に到着しても早すぎるということもあって、元々ずっと訪れてみたかった八王子市のきぬた歯科を見るために西八王子駅に足を運んだ。

きぬた歯科といえば関東では顔出し看板で有名な歯医者だ。

今の時代とは逆行しているように思える、野立て看板を中心としたマーケティング戦略で大成功し、院長はメディアにも多数取り上げられている有名な歯科医だ。

看板広告戦略で有名なきぬた歯科

昨今ではYouTubeのビジネス系チャンネルに院長が取り上げられていたり、法政大学のスポンサーをしていたりと多方面で有名な存在ですが、筆者はブランディングポートという看板の集客効果に関する書籍できぬた歯科の存在を知り、そこから興味を持ちきぬた先生の著書を購入した。

看板だけを見ると嫌悪感を抱く人も少なくないようで、筆者の友人などでも、『こういった看板を出している歯医者とか病院には行かない』と言っている人もいる。

筆者としては、そういった人の意見も勿論理解できるが、きぬた先生の自分の医院を成長させることに注いでいる情熱が伝わってきて非常に好印象で尊敬の念を覚えたので、せっかく東京に来て数時間暇を持て余していることもあって、直接目に焼き付けたいと思い東京に到着してすぐに西八王子駅に向かった。

筆者の鍼灸院の駅看板。

上の画像は筆者の鍼灸院の駅看板。

東京の電車の混み具合はすごい

東京の電車の混み具合はすごい。

これはテレビやSNSなどで散々言われていることで、自分自身理解しているつもりではあったが、はっきり言って想像以上であった。

ちょうど平日の通勤時間と被っていたこともあって電車はかなり混んでいた。

混雑具合のレベルで言うと大阪の通勤ラッシュ時の御堂筋線と大差無いように感じたが、普段電車に乗らない筆者からするとかなり苦痛な時間だった。

しかも西八王子は東京からかなり遠く1時間くらいかかった。

初めて降り立った西八王子駅

往復で2時間以上かかるので、10時から予定のある筆者が西八王子に滞在した時間は10分にも満たないくらい短い時間であったが、西八王子駅の目の前に君臨するきぬた歯科は圧倒的な存在感と輝きを放っており、筆者の鍼灸院運営への情熱をさらに引き上げてくれるようなパワーをもらうことができた。

駅を出てすぐのバスターミナルの目の前に君臨しているきぬた歯科。

圧巻のきぬた歯科

建物一つがまるまるきぬた歯科で、すぐ横のビルの2階と3階もきぬた歯科。

圧巻すぎるきぬた歯科

圧巻の景色だった。

目的地は四谷の東京つばめ鍼灸

四谷駅から歩いて、東京つばめ鍼灸に10時前に到着。

四谷駅が最寄りの東京つばめ鍼灸

今回はまず到着してすぐに自分が治療を受けさせて頂き、そのまま他の患者さんの治療を見学させていただく流れとなった。

先月一度鍼を打ってもらって以降、腰痛と股関節の違和感が気にならなくなっていたので、今回はまだ症状が残っている背中と顎、頭痛に関するポイントに鍼を打ってもらった。

正直言って東京つばめ鍼灸の針は痛い。

決して優しい針ではない。

かなり響くし、受けている際に気持ちの良い感覚はないが、それを我慢してでも受けた方が明らかに身体に変化が出ているのを実感できているので、わざわざ時間とお金を払って大阪から再び来たわけである。

今回は前回よりもさらに刺激が増した鍼を受けたので、部位によっては前回以上に響きを感じてかなり堪えたが、頭痛や背中の怠さにはテキメンに効果を感じることができる。

本当は腰に対しても打ってもらった方がいいんでしょうが、腸骨筋への鍼はできれば受けたくないくらいには痛いので、今回は腰の調子が良く緊急性も高くなかったので主に上半身への施術を行ってもらった。

筆者の予約の時間が終わってからは、午前中の他の患者さんの見学をさせていただいた。

この日も予約はいっぱいだった。

多種多様な症状の方の見学をさせていただいて非常に勉強になった。

勿論、見学するだけで自分の技術が向上するわけではない。

それは重々承知だが、東京の一等地で経営を続けている業界の大先輩の一挙手一投足を見学させてもらえるのは非常に貴重な機会であり、治療以外の部分でもやはり様々な点において勉強させてもらえることが多かった。

すぐに真似できる部分は大阪に戻ってからすぐにでも真似させていただいて、真似するのに時間がかかるものは、今日ここで見た景色を忘れないようにメモにとって、大阪でコツコツ努力を続けようと思う。

この備忘録も自分自身の感情を忘れないためのメモみたいなものの一種である。

怠そうな接客の飲食店は期待値が高い

せっかく東京に来たので、本来であれば午後の患者さんも見学させて頂きたいと思っていたのだが、急遽予定ができてしまい夕方過ぎには大阪に帰る必要ができてしまったので、午前の最後の患者さんを見学させてもらってから挨拶をして東京つばめ鍼灸を後にして、腹ごしらえのために前もって当院の患者さんから勧められていた四谷駅近くの個人のスパゲッティー屋さんに訪れた。

厨房のご主人一人と女性のスタッフ一人の小さなお店だったが昼食時を過ぎた14時ごろでも席は埋まっていた。

筆者の前に店に入った3人組は席が空いていないとの理由で断られていたが、筆者は一人だったので、カウンター席に案内してもらうことができた。

スタッフの女性は非常に疲れているのか飲食店のスタッフとは思えないくらい愛想がなかった。

ここが大阪だったら『なんやお姉ちゃん元気ないな!仕事中は笑顔で接客せなあかんで!』とお節介なおじさん客が声をかけて軽く説教しだしてもおかしくないくらいには元気がなく怠そうだった。

おそらく人気店であり、特に愛想良く接客しなくても次々にお客さんが来ているのだと予想できる。

忙しくて勝手に客が来るような店ではこのような現象が珍しくない。

個人的には海外の空港でよく見るスタッフの態度と似ているなと思った。

そんなことを考えたり、午前中東京つばめ鍼灸で見学させてもらった内容について頭の中で復習をしているうちにスパゲッティが目の前に届けられた。

美味しかったスパゲッティ

普段、冷凍の230円のパスタでも非常に美味しく感じる筆者ではあるが、目の前のスパゲッティは流石に次元が異なっており、筆者のスパゲッティ歴の中でもトップレベルで美味しく感じる味のクオリティであった。

通し営業でやっているという利便性もあり、今後また四谷に来た際には訪れたいと思える味のクオリティーであった。

スパゲッティを平らげた後は、そのまま東京へ向かい新幹線に乗り込んだ。

前日の夜行バスでの疲れもあったのか、東京大阪の2時間半の時間は寝ている間にあっという間に過ぎ去り気づいたら新大阪に到着。

2回目となる東京つばめ鍼灸院での勉強は結果的に弾丸旅行となりあっという間に幕を閉じる結果となった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

ほまれ鍼灸接骨院院長 富本 翔太

この記事を書いた人